【課税ミス/南房総市】固定資産税を50年以上も過大徴収、675件分・約4000万円を返還

2026年2月、千葉県南房総市から驚きのニュースが発表されました。
富山地区において、半世紀以上もの間、家屋の固定資産税を過大に徴収していたというのです。

課税ミスはどの自治体でも起こり得る話なので、もう個人的には驚きではないのですが…

ちなみに富山は、曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」の舞台としてもよく知られているようです。

今回のニュースは、私たち納税者にとっても決して他人事ではありません。
何が原因で、どのように発覚したのか、その詳細を簡単にまとめました。

1. 該当件数675件に対し、約4000万円を返還

南房総市の発表によると、今回の過大徴収に該当するのは675件に上ります。

市は、返還金支払要綱に基づき、2007年度から2025年度までの19年分の過大徴収分に、利息相当額を加算した約4,000万円を返還するとしています。

平均すると1件あたり59,000円近く返還されたという感じです。

※半世紀も取られすぎてたのに返還してくれるのは19年分、、、、

2. 原因は家屋の「経年減点補正」の適用漏れ

なぜ、これほど長期間にわたってミスが続いてしまったのでしょうか。

家屋の固定資産税は、年数の経過による価値の減少を評価額に反映させる必要があります。

これを「経年減点補正率」と呼び、本来はこの数値を乗じて計算及び算出しなければなりません。

しかし、旧富山町時代の1964年度から1975年度に評価された家屋について、この補正が行われていなかったことが判明しました。

76年度以降は正しく計算されていましたが、それ以前の分は是正されないまま放置されていたらしいです。

3. 発覚のきっかけは「納税者からの問い合わせ」

この重大なミスが明るみに出たきっかけは、行政側のチェックではなく、納税者からの問い合わせでした。

これ問い合わせた人富山地区の勇者ですね。(笑)

まとめ:自分の不動産は自分でチェックする意識を

今回のニュースから学べること、そして私がみなさんに知っていただきたいのは「行政の計算が必ずしも正しいとは限らない」という現実です。『固定資産税 返還 ニュース』で一度ググってみてください。え?こんなに起こってるの?という実態が分かるかと思います。

不動産の固定資産評価額や計算方法に疑問を感じた際は、そのままにせず、自治体の窓口や専門家に確認することが、自らの財産を守ることにつながります。